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寂しくて泣いたし、嬉しくて泣いたし ― 父の子で、母の子で。

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康孝の孝 父の名と母の詩と

こんな句を作って、blogに掲載したのは、父が亡くなって半年が経った去年の秋。

大会で選ばれたわけでも、誰かに認められたわけでもない。
でも、今までに自分が2000句以上もの句を作り続けてきた中で、一番の気持ちを込めて
詠んだ、想いのある句でした。

さて、昨日。

少し早い僕の誕生日会で、思いがけないプレゼントを家族からもらってしまいました。

書道家の方に書いていただいた色紙!

自分の名前が入っています、そして、自分のイラストのスタンプまで入っています。
字体、字のバランス、雰囲気、額縁の色味、、、

A型の神経質な自分の性格をして、これはもう、「完璧」です。大好きです。

たまりません。
また、また、また。

めちゃくちゃ泣いてしまいました。

そうでなくても「14日は親父の誕生日だよなぁ」って考えながら、
この句を読み返して、書いたときの気持ちを思い出したりしていたのに。

川柳家の憧れの一つは、活字や石碑、色紙など、特別な形で自分の句が世に残ること。

そして、それが自分の想いある句であれば、尚更です。

父の子で、母の子で。

良かったのは勿論。
あなたがわたしの子どもで良かったと。

いつも、いつか。 父にも母にも言って貰えるよう。

ますます頑張ろうって、思いました。

ありがとう。

今までの、どの誕生日プレゼントよりも。
心に残る贈り物になりました。

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