微熱、咳、声もすっかり嗄れてしまった。
たまっていた伝票を処理して、机の上はスッキリ。
事務所での作業を終えて、ハーバーランド産業振興センターへ。
今日の勉強会のテーマは【KKD経営から科学的経営へ】。
勘・感性・度胸による経営から、KKS(科学・経験・思想)経営へと向かっていきましょう
という趣旨の話だった。
自分たちのテーブルのグループ討論で出た結論は次の通り。
ぶれてばかりの経営も駄目。科学ばかりで人が疲弊する経営も駄目。
バランスの取れた経営センスを大切にしていきしょう
まぁ、無難だよね。
確かに、精神論ばっかりでもどうかと。
けど、理論的ばかりでも、「どうやったら社員やお客様がついてくるのだろう?」という
率直な疑問を覚えてしまう。
理論的な経営をされている会社の「従業員」の方のお話を、是非聞いてみたい。
「どう感じ取られて、どう実践されていますか?」
この問いかけに、どんな答えを返してくれるだろう?
それが、僕らの一番知りたい答えなのではないだろうか。
自分は、想いが「固定化」してしまうことを恐れて、こうしてblogで綴ることを「成文化」と
称している。お客様にも社員である仲間にも、そして自分自身への戒めともなるこの
手段だって、経営者として覚悟を決めているからこそ出来ることだ。
高級車になんか乗りたくない。
ずっと、面白い商品やサービスを考え続けていきたい。
それを楽しいと思ってくれる仲間と一緒に仕事がしたい。
それに価値を見出してくれるお客様を、ひとりでも多く見つけたい。
ただ、それを繰り返していきたいだけ。
ひとが疲弊するような商売のやり方だけは、絶対にやりたくないと心に決めている。
会社を守っていくために、僕は全力で。
10を15に20にしていきます。
10のうちの3を、だとかっていう考え方は、どうしてもサービス業という呼ばれ方に
こだわりをもつ自分にとって「お客様を差別」しているような気がして、好きに
なれません。
差別じゃないよ、区別だよ。
と、言われたとしても。
それが、僕の商売人としてのポリシーなのであります。