ある検討。
書き出してみる、活字にしてみる。
言霊(ことだま)のさらにその次、図形としての文字の並びを意識する。
そうして、刺のない言葉が並んだとき、それが、残したい意思となる。
伝わるかどうか、届くかどうか。
判断の最終基準は、自分自身さえをも、打つかどうか、響くかどうか。
プロとして、対価を得るためのこだわりとしたいところ。
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心理学を学びたい、というから、営業のトークの中で使う実践心理を教えてあげた。
はたして、それを自分のものにして応用していけるのかどうか。
語尾一つでも、受ける印象はまるで変わる。
テクニック、というほどのものではない。
少なくとも、損はしないための手法の一つとして、覚えておいてもらいたい。
こんな指導の幾つかが、本人の中で熟成されていつか、また、後輩に、部下に。
しっかりと伝承されていってほしい。
バトンのことは、若いからとて、考えなくていい、というもんでもないよね。
ここまでの時間、これからの時間。
何色が、どんな風に語られるのだろう? それとも、上書きされちゃうんだろうか。
まだ、もうすこし、先のお話だと思うけれど。