住宅ローンの繰上げ返済の手続き。
10年以上の時間を縮めることが出来たので、完済は50歳過ぎの見込みとなった。
ただ、どんなに遅くても45歳までには全ての返済を終えてしまいたいと思う。
それは、ただ単にその方が金利分がお得だから、なんて意味だけではなく、
やっぱりどうしても、父の死んだ年齢を意識してしまうからだろう。
61歳が自分の通過点になるのか、終点になるのかはわからない。
もしかすると、晩年は父と同じように、身体がボロボロになってしまって、満足に
仕事をすることも出来ていない可能性だってある。
いろんなリスク、可能性を含めて考えると、これからもきっと、僕は同世代の
人間よりは、ほんの少しだけ、生き急いでしまうのかもしれないような予感を
覚えている。
あぁ、だから、父にはもっと長生きしてほしかったんだけど。
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一生懸命、いろんな保険商品を見比べて、自分の夫に生命保険を掛けて。
でもね、そんなのって、いやだな。
最高の保険はやっぱり、男も女も、当たり前に社会に参画することでは?
自分たちの子供が、将来、自分たちの医療費や何かのために、苦労するのは
嫌なんでしょう? だったら、一生懸命家のこともしましょう、働きもしましょう、
納税をしましょう。そして、自分たちの代表に未来を託しましょう。
…って、なんかの広告みたいで。
家のこともして、働くこともして。
そんな背中を見せられるようでありたい。
自分たちだけでなく、同じ世代と下の世代に、そんなデフォルトを示していけるようで
ありたいと思う。
男女共同参画社会。
家のことをしない男もダメ。
働かない女もダメ。
税収が絶対的に足らないのに、やれ医療費だ教育のお金だ、と求めてばかりいても
仕方がない。
高齢化、なんですから。
自分の家の子供のことだけ考えてても、もう、どうにもならない、そんな時代になって
きてるのではないでしょうか。
汗、ながそうよ、はたらこ。
理想論はわかった。理屈はわかった。
でも、自分のことだけじゃ、ダメなんですよ。
それをわかってほしくて、あえて書いてみるのです(誰に書いてるのでしょう)