「任期の間、誰よりも早く教室にやってきて、皆に挨拶をします。
皆に事故がないよう、クラスを見守ります」
生まれてはじめての選挙。 掲げた公約。
小学校2年生の一学期。
僕の始まり、約束への自覚、責任に対する意識。
任せる、という言葉を使うときは、任せた後のフォローが必要。
そのフォローがなければ、任されたほうは「押し付けられた」という認識で、
間違いなく、腐る。
どんなに小さくても、組織。
組織の在り方を考える時、自分の立ち位置と、振舞い方を考える時、
原点はいつでも、その、僕の始まりの一学期。
なぜ、動くのか、なぜ、動かないのか。
その背中の意味を、組織の先頭にいて、組織の後方にいて、しっかりと
浸透させなければならない。
甘い、と、言われる。
甘すぎる、と、自覚している。
意識を、もっと高いところに引き上げて。
拡大させたいなぁと思う。
毎日、毎時、一生懸命、考えている。
根拠による行動と、行動に伴う結果。
考えすぎるくらいで、ちょうどいい。
それでも足らないもどかしさに、やっぱり苦しんでしまうのだから。
なぜ寝ない、のではなく。
なにを考えているのか、と、共有してもらえるような。
そんな空気を、出さなくてはならない。
とにもかくにも。
すべて、いまは、自分に原因がある。
最上の意識と、最高のサービスをめざして、全ての人のために。
原点をしっかりと、心に留めておきたい。
ただの一度も約束を破らなかった、あの日の自分が笑うぞ。