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【川柳】コロッケの厚みで母は母である   ばた

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見覚えのある形へと、変化していく様子。
やがてこんがりときつね色。

その温もりは、きっと、どんな家にもあったに違いない。

母は、母で。
当たり前の顔をして、白いご飯を僕に添えてくれた。

食卓にある、いつもの景色は、いつだって、誰もきっと、懐かしい。

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  【入選】コロッケの厚みで母は母である

    2007年04月蛸壺川柳社
    兼題(「厚い」、赤井花城選)

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