日曜日のこんな時間に証券会社の方と(機械処理ではない)メールのやりとり。市場の開いている時間帯はきっと忙しすぎて、いま、このタイミングなんだろうなぁと推測する。なんでもかんでも、安易にブラック企業と呼ぶ風潮もどうだろう。信用を重ねようとする対応に、僕は素直に好感を持ったよ。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2017年9月3日
高度経済成長、豊かな暮らしを目指してみんなが一生懸命だった時代がある。
その先人たちがインフラを作ってくれたからこそ、今があって、未来を想像することができる。むかしの一生懸命を、今の誰かが一生懸命つないで、未来にリレーしていく。こうやって国力はつくられていくのだと思うし、すこしずつ、自分の想いと時間を投資していく姿が、僕は美しいチームだと考えている。
労働時間の切り売りだけをして、自分のことだけを考える。自分のこと「だけ」を考える。いまは、なんでもかんでも「ブラック」という言葉に集約されすぎてしまっている気がして、未来にどんな蓄えを残すことのできているこの国なんだろう。いつかまた、このバブルがはじけて、本当の想いや強さが評価されるようになったときに、アリはキリギリスをどんな風に眺めるのだろう。
自分たちの持つ資源を分け合って、基礎と未来を築き合う。
そんな美しさが好きで、そんな姿を安易にブラックと決め付けてしまうことのないよう、僕はその色の本質をちゃんと、見極めていきたいと思う。