「ストレスは電話とFBメッセンジャーによって、もたらされる」という仮説。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2017年1月9日
FacebookとTwitterの大きな違いは、FBは「閉じた世界を深めていく」のに対して、Twitterは「知らない世界を広めていく」ことなのではないかと思っている。どっちが好きかと問われれば、僕の場合はTwitterになる。
FBは「見える」世界なので、なるほど、知人友人の動向を知るのには便利なものだ。グループを決めての連絡も取りやすく、管理する側にとって、これほど使い勝手の良い世界はない。
一方、僕たちはこの便利さによって、「管理される側」のストレスを蓄積するようになってしまっている。知らない間に、勝手にグループに入れられ、スケジュールを拘束されたり返事を強要されるようになっていく。勝手にグループに登録されると、僕はせっせとそれを外したりミュートをかけるようにしているのだが、向こうはそれを知らず、「あの件について、返事をお待ちしています」とダイレクトに連絡が来て、あぁそうなのか、返事をしなければならないような話題になっているのか、とげんなりしてしまうのだ。
気が付けば、30、40というグループに登録されていて、そのすべてに目を通すことは不可能だ。便利なはずのスマホに、ストレスの種が次々と植えられていき、僕の時間が僕以外の意図によって支配されていく。結果、大切にしたいものの優先順位が損なわれていることに、それなりの対策を講じなければならない。
便利さとは、優先順位とは。
僕の願う心の豊かさと照らし合わせながら、生き方を考えていく。