家の中を整理する必要があって、暇を見つけては本を売りに行くようにしている。
ここ数日で処分した本は千冊以上。それでも家が片付いた気がせず、絶望的な気持ちになる。いつか図書館のような部屋にしたいと思っていたが、その前に底が抜けてしまいそうだ。
Amazonや楽天の通販を利用することが多く、その段ボールたちが散乱したままになっているのも家が片付かない原因だ。そこで、それらの段ボールに本を詰めて売りに行くことにした。段ボールも本も片付いて、売れた分はお金になる。一石三鳥。仕組みをつくっていくと、それなりに身体を動かすようになるのだから面白い。
家に届く段ボールに本を詰めて外へと持ち出していく。「インプットばかりではだめで、アウトプットすることが大切なんだよ」と偉そうに語る自分だが、なるほど、知識だけではなく、物理的なことにおいてもこの法則や有効なのだということにようやく気付けるようになった。