ライティングの仕事。
時々スイッチがはいって、言葉たちの隊列に助けられる。作曲をするときと文章を待つときの宇宙は似ていて、自分の囲いを目指してやってくる浮遊たちに出逢えるのはいつもとても楽しい。むかし、書いているところを取材させてほしいと依頼を受けたものの断ったことがある。寝転んだり腹這いになったり。そんな風にしてタイミングを待っていることがほとんどで、僕ならば、そんな風をひとつの取材記事にまとめる自信はなくて申し訳ないと思ったからだ。
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海に沿った道を西に走らせていると、太陽が一番優しい顔をするそのときだった。2月10日の受験生を思って夕暮れに咲くを祈る。自分にはもう、20年以上も前のことであることに気が付いて驚く。