名古屋まで、同友会の打ち合わせ。
理想だけでもダメだし、現実だけでもダメ。現実という足元を固めながら理想を追いかけていく。そんな舵取りについて聞く、疑問をぶつける。
本音と建前、折り合いをつけながらみんな生きてる。僕は不器用で、潔癖なところがあるのかもしれない。それでも、それでやってきたのだという自負もある。一方で、頑固を捨てられたら、メンバーをもっと楽に幸せにしてあげられるのかもしれないという迷いも生じた。僕は何を優先しているのだろうね。
帰りの車。滋賀のあたりで見る夕焼けの稜線にはいつも、胸が締め付けられるような気持ちになる。かけ違えることを恐れて無難を選ぶような生き方から解放される、未来に焦がれた。