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明石から須磨まで撮影ウォーキング 〜縁起の良いものナナナナ777物語

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仕事で明石海峡大橋の写真が必要だったので、撮影がてら、明石から須磨まで歩いてみることにした。

ただ歩くのも面白くないので「7」や「福」という縁起の良い数字や文字を探してみることにする。五感を研ぎ澄まして、春を満喫しながらの3時間。

JR朝霧駅から眺める明石海峡大橋とセブンイレブン。駅前のハートインは、この春からセブンイレブンハートインにリニューアルされた。ドーナツの誘惑を我慢。駅前の駐輪場で「777」。

JR朝霧〜舞子駅間で見つけた「7」たち。

このあたりは玄関先に小さなシーサーを置いているご家庭をよく見かける。貰ったのか買ったのか沖縄に親戚が多いのかどうなのか、想像をしながら歩くのが楽しい。

仕事でお世話になっている舞子六神社さんはただいまリニューアル中。

明石海峡大橋をくぐって垂水方面へ向かう。初夏の暑さを感じるころに、この橋の下で風を浴びながら昼寝をするのがお気に入り。アウトレットモールであるポルトパザールは春休みの顔をした人たちがたくさん。

雨の予報を免れて、桜たちも嬉しそう。

垂水の海神社前を通って福田川を渡る。

恋人岬に向かう途中にあるビオトープ、ザリガニたちの受難。

恋人岬を撮影している「汗だく」に家族連れの笑み。お弁当の匂いは遠足の匂いだな、と思う。

万葉集の中から垂水にゆかりのある歌6首が刻まれた万葉歌碑。人通りもほとんどないこの場所は、句や歌を詠む人間にとって最良の思考の空間。「汗だく」と「疲労」と「空腹」に支配された僕は、一句も詠むことが出来なかった。たこ焼きとコロッケの想像に支配される。

塩屋駅周辺の「7」たち。どこか陽当たりのいい場所で読書でもしようと鞄に詰め込んだiPad miniと本の重さが肩にしんどくなってくる。一眼カメラも合わせて持ち歩いて、僕は何をしているのか。

塩屋駅前商店街を通ってようやくコロッケにありつける。コロッケは食卓にあっても食べ歩いても人を幸せにしてくれる。

敦盛塚近くには山陽電車の「敦盛塚駅跡」が少しだけ残っている。JRの線路付近、このあたりは鉄道ファンにも有名な撮影スポットである。

須磨浦公園の桜たちを優しく見上げて過ごすつもりだったのに、汗だくが狂気の顔をしている理由は疲労と空腹のためである。コロッケを二つ買えば良かった。どうしてこんなに荷物を持ってきてしまったのだろう。

ゴールの須磨駅。帰りは山陽電車で地産地消。くて。

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