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[動画]殺処分される予定だった犬の夢之丞が災害救助犬になっていくドキュメント

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殺処分される予定だった犬の夢之丞。最初は怯えていたのに、ひとの温もりに触れ、訓練され、使命を知って、強くなっていく。

生あるすべてのものは誰か何かに「与えて」いるのだろうし、自立という強い言葉に憧れながらも僕らは「与えられて」日々を過ごしている。命のつながりを軽んじてはならないということを、夢之丞の瞳の変化に教えられる。

いまにも咲かんとする蕾を見上げながら散歩をしていた人が、一生懸命、連れている犬にもその存在を伝えようとしていた。もちろん、犬はそのメッセージを解そうとはしない。真意は伝わっていないのに、伝わった気になっている。その気持ちは懐かしくて、僕もよくわかるよ。

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