明石公園を一周して、どの桜が開いているかを観察する朝の習慣。今年は2本、もう、待ちきれず、空に薄紅を浮かべている。同じ場所にいて、慌てて咲いてしまう子たちは、他の子たちと何が違うのだろうと想像するのが楽しい。こういうとき、正解や理屈は不要だね。
屋外での撮影の仕事。晴天を祈るのはお客さまのため、晴天を受け入れるのは花粉症の僕。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2015, 3月 25
働いているスタッフの方や、扱われている商品を撮影。カタログを作るわけではないので、今回は万人に訴えかけるのではなく、特定の人の感性に反応するメッセージを込める。
取材というかたちでうかがい、いつもと同じように馬鹿なトーンで話をすると、皆さんの表情が柔らかくなっていく。そとの人間が作用することで、そとに向けて発信するものを面白く作るだけではなく、なかの雰囲気を変えることにも貢献したい。こういうとき、自分のキャラクターは有効なのかもしれない。受け入れていただくすべての方に感謝するばかり。
年度末、ばたばたにしばた。