ふあうすと川柳社の本社句会で選者を務めさせてもらった。
川柳句会で初めての選者体験。披講の仕方に好意的な感想をいただけてホッとした。1時間での選はやっぱり厳しかったな。選ぶ側の気持ちを知る貴重な機会だった。あっちとこっちを覗くと世界は広くなるし、世界に優しくなれる(ような気がする)。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2014, 7月 12
披講の仕方を褒めていただいたのは嬉しかった。ただやはり「選ぶ」とは「選ばない」の裏返しなので、自分の決めたお題に対して出句投句をしてくださった方々に申し訳ない気持ちにも。限られた時間のなかで順位を決めていくのは至難の業で、披講に入る数分前まで作業は続いた。披講(発表)を終えてどっと眠気が来たのは、それだけ緊張していたということか。
「与えられてる」とか「見守ってもらってる」とか。そんな色々を感じる一日だった。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2014, 7月 12
川柳界に限った話ではないが、文芸の世界では高齢化が問題になっている。今回自分にこのようなチャンスを与えてくださったのは、若返りを促したいという想いがあってのことだと思う。文芸の世界に身を置くことで、少なからず仕事に繋がることもあったことを思えば、この世界の人口が増えるための行動をして恩返しをしていくこともこれからの僕に必要なことの一つであろう。句会が終わってから川柳マガジンの松岡さんとしばらくそんな話をして過ごす。
原稿に追われて現実逃避、キーボードに向かって久し振りに作曲をした。そして朝のサッカー決勝の感動。気持ちが落ち着くよう上手にコントロールして、そして刺激を行動の源にしていく。表現に関するあれこれを、自分も頑張りたいなぁと思った。ありがとう音楽、ありがとうスポーツ。
— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2014, 7月 13
サッカーのワールドカップが終わった。海外のチームの戦いはスピードも体力も桁違いで、サッカーに詳しくない僕も大いに楽しむことができた。それぞれの世界の一生懸命は、どこか誰かの心に響く。スポーツにもらった刺激を僕は僕のアウトプットに繋げて、誰かのアクションの源にしてみたい。言葉の世界、音楽の世界、身を投じる時間、その時間を創るために今取り組むべき優先順位。色々。