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川柳句会のはじめての選者を終えて

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ふあうすと川柳社の本社句会で選者を務めさせてもらった。

披講の仕方を褒めていただいたのは嬉しかった。ただやはり「選ぶ」とは「選ばない」の裏返しなので、自分の決めたお題に対して出句投句をしてくださった方々に申し訳ない気持ちにも。限られた時間のなかで順位を決めていくのは至難の業で、披講に入る数分前まで作業は続いた。披講(発表)を終えてどっと眠気が来たのは、それだけ緊張していたということか。

川柳界に限った話ではないが、文芸の世界では高齢化が問題になっている。今回自分にこのようなチャンスを与えてくださったのは、若返りを促したいという想いがあってのことだと思う。文芸の世界に身を置くことで、少なからず仕事に繋がることもあったことを思えば、この世界の人口が増えるための行動をして恩返しをしていくこともこれからの僕に必要なことの一つであろう。句会が終わってから川柳マガジンの松岡さんとしばらくそんな話をして過ごす。

サッカーのワールドカップが終わった。海外のチームの戦いはスピードも体力も桁違いで、サッカーに詳しくない僕も大いに楽しむことができた。それぞれの世界の一生懸命は、どこか誰かの心に響く。スポーツにもらった刺激を僕は僕のアウトプットに繋げて、誰かのアクションの源にしてみたい。言葉の世界、音楽の世界、身を投じる時間、その時間を創るために今取り組むべき優先順位。色々。

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