光学ズーム20倍に対応したソニー Cyber-shot DSC-WX350をお借りしたので、その撮影画質や使い勝手について。
WX350の望遠機能は月のうさぎも見つけられるくらいだった!
2014年6月13日の特別な満月。
この画像はDSC-WX350のプレミアムおまかせオートモード、しかも手持ちで撮影したもの。光源の少ない場所で壁によりかかることもせず、肘を固定することだけ意識して満月を狙ってみた。
もちろんノイズはあるものの、コンデジの手持ちでこれだけ月の凹凸が表現できればブログ用には十分なのではないかと思う。月のうさぎも見つけられそう。
13日の金曜日+満月+ハニー・ムーン。
今日は13日の金曜日、そして満月です。それもただの満月じゃありません。今日と同じ月を見るための3つの条件が次に揃うのは、2098年の6月なんです。
その条件のひとつめは「13日の金曜日」という何かが起こっちゃいそうな日付、ふたつめは満月ってことです。そして3つめは6月、つまり夏至に近い時期の満月ってことです。太陽が今一番高いところを通るのに対し、月は低い位置を通過しています。すると日中より低い位置にある夕日が赤くなるのと同じ原理で、月の色が赤みがかるんです。「ハニー・ムーン」ともよばれます。
さらに今、月はその軌道の中でも地球にもっとも近いところを通っています。月の軌道は楕円形なので、月と地球の距離は約35万6,000㎞と約40万7,000㎞の間でつねに少しずつ動いているのですが、今日は約36万2,065㎞と非常に近いんです。これによって、ハニー・ムーンはさらに大きく見えます。
極上だった月のまんまる、月のかがやき。次に同じ条件がそろう84年後のカメラたちは、うさぎをどんな風に覗くのだろう。
WX350で撮影した阪神電車9000系の動画とWX350のデメリット
携帯性に優れたDSC-WX350は、コンパクトすぎるがゆえに手持ちでの動画撮影は容易ではない。それでもセンサーと画像処理エンジンが向上したことによってブレは軽減され、対象を思い出に残す動画デジカメとしても十分な魅力があると思われた。
また、DSC-WX350はバッテリを取り出して充電するのではなく、本体にあるマイクロUSBの端子にケーブルをさしこむことによって給電を行う。したがって、iPhoneなどを充電する際に用いる予備バッテリでも充電が行えることが魅力の一つであるとも言える。
望遠機能も強く、充電の煩わしさもない。動画デジカメとしても高い評価のされているDSC-WX350だが、デメリットもある。それは背面モニター(液晶)が約46万ドットの3.0型であるため、カメラ上で画像を眺めると綺麗に撮影されている気がしないということ。また、背面モニター(液晶)が日光の下では見えにくいという難点がある。
店頭などで触れているときは、この液晶の問題について体感することはほとんどない。購入を検討されている方は、可能であれば明るい昼間に、店の外に持ち出して撮影して液晶の画面を確認してみることをオススメしておきたい。