えしゃ じょうり ゑしやぢやうり 1—1【会者定離】
〘仏〙会うものは必ず別れる運命にあるということ。世の中の無常なことをいう語。〔遺教経「世皆無レ常,会必有レ離」などから出た語〕大辞林 第三版
悲しみや苦しみ、身の剥がれるような痛み、寂しさ。悲哀のどん底にいても、コトン、耳を澄ませば、希望への兆しが聞こえてくる。誰かの分まで生きるなんて、それは驕りかもしれないけれど、与えられた出逢いの意味を継承して僕たちは生まれあってる。
涙は、新しい空気を纏うための脱皮のようなものなのかもしれないね。
費やして、向けてくれた、その全てに想いを馳せて探すのは、街のなかの追い風。零した分だけ、満ちて満たして。