まんぷく遊々記という漫画がある。
webで紹介されていた漫画が書籍になったもの。どんな漫画・内容であるかは、実際に作者の方のブログでご覧いただければと思う。
まんぷく遊々記こちらのブログのなかで描かれている「ペン太」という猫は、もう、この世にはいない。
桜にとても怯えていたペン太、家人が留守の間はご飯を食べようともしなかった。
ペンをくわえてくると褒められたペン太、だから、たくさんペンを運んできた。
布団に入って寝ることはなかったペン太が、死期を悟って布団に潜ってきた。
とても可愛くて愛されていた様子が、一話一話、一コマ一コマからよく伝わってくる。
犬を飼いたい人、猫を飼いたい人、動物を家に迎え入れようとしている人がこの漫画を事前に読んでおけば、それなりに考えるきっかけにはなるのではないかと思った。もちろん、いまこの瞬間、犬や猫が家族にいる人たちに読んでもらうことができれば、毎日のひとつひとつの瞬間がかけがえのないとても愛おしい時間であることを再認識してもらえると思う。
多くを語るより、実際に読んで、動物に向ける、動物から与えられる絆と愛情を感じ取ってほしいと願う。
まんぷく遊々記 ペン太のこと1まんぷく遊々記 ペン太のこと2
まんぷく遊々記 ペン太のこと3
まんぷく遊々記 ペン太のこと4
まんぷく遊々記 ペン太のこと5
まんぷく遊々記 ペン太のこと6
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まんぷく遊々記 ペン太のこと11
まんぷく遊々記 ペン太のこと12
まんぷく遊々記 ペン太のこと13
13話、読み終えるのに10分もかからないと思う。時系列で読みやすいように、それぞれのリンクを張る形で紹介させていただいた。
犬が好きで、大好きで、でも、飼っていたという過去形でしか語ることのできなくなってしまった。いつか線を越えたら、たとえ許してもらえなかったとしても、まずはたくさん謝るのだろうな、と思う。そして、たくさん感謝を伝えるだろう。ペットロスの傷は深くて、今でも毎日思い出しては、泣いたように笑ってしまう。だからこそ、この漫画で描かれていることは染みるし、伝えたいと思った。
犬を飼いたい、猫を飼いたい、動物を飼いたい、すべての人に届きますように。