精肉店を営む家族を映すドキュメンタリー映画。
自ら育てた牛を処理して販売する精肉店の物語。被差別部落出身として差別を受けながらも牛の命と誠実に向き合ってきた日常を描く。
どこかの学校では、給食費を払っているのだから「いただきます」を言う必要はないのではないかという問題提起があったと聞く。「命をいただいて」生きている、だから「いただきます」。「生」の本質を知るとは、「死」の意味を考えることなのかもしれない。冬の寒い日に温かいスープが染みるのと同じように、僕たちは、命のリレーに今日を当たり前に生きていることを忘れないようでありたい。
2013年11月29日(金) 東京・ポレポレ東中野にて“いい肉の日”公開! – ある精肉店のはなし現在は大阪の映画館で上映中、2014年になると、うちの会社近くのアートビレッジセンターでも上映されるようだ。