誰をどうすることが、幸せなんだろう。
問い続けて、毎日を隠さない。
買ったばかりのグローブを、手に馴染むまで、何度もほぐし続ける。
球拾いだって、きっと喜んでするだろう。
送りバンドだって、着実にこなす。
相手の未来に合わせて、岩松さんの形は変化をしていく。
自分がこう、だから、相手にこう、ではなく。
相手のこう、に、自分はどう、と、守備位置を変えて。
自分のための汗ではないことを知った男は、強い。
http://blog.goo.ne.jp/gc_iwa/e/5bcf6498430653e9702683efba12ecae
お客さんに、同僚に、上司に、仲間に。
どんな伝え方をすれば、想いは響くのか、なかにしさんはいつも考えている。
そんな彼女がある日呟いたことが、とても印象的だった。
「マニュアルにないことばは、人を幸せにするんだね」
どれだけ便利になっても、ロボットは、決められたまんま。
ひとがひとである理由は、いつもそこに温度の添えられているから。
http://plaza.rakuten.co.jp/umeko4/diary/201111220000/
言葉、響いて、そしてまた、お客さんのお客さんに心がリレーされていくのだとしたら、
こんなに幸せなことはない。
つながって、ひろがって。
すこしずつ、よくなっていく。
輪のなかにある喜び。
劣化しない想いは、ずっと。