Mさんと夕食、溶岩焼き。
上り切ってしまえば下るしかない、から、上り続ける。
見上げている山は果てしなく大きいのだろうと思う。
ところどころ、自分には妥協する癖がついているのではないだろうか。
話を伺いながら、そんなことを思った。
妥協したところから、大きなジャンプをしたとて、当初より到達点は下回る。
知らず知らずのうちに下方修正してしまうような、そんな未来ではなく、
志す高さと踏みしめる足元の確かさをもっと自覚しなくてはならない。
まだ、自分は、甘い、きっと。
大阪駅で見かけた光景。
ホームで眠る大胆さが、少しだけ羨ましかった。
ほんの、少しだけ。